一般的な小児科診療
小児科では、生まれて間もない新生児・乳児や幼児から高校生までのお子さまを対象に、小児に特有の症状や病気を中心に幅広く診ていきます。
具体的には、急性期の風邪のような症状(発熱、鼻水・鼻づまり、咳、痰、喉の痛み)、頭痛、腹痛、嘔吐、下痢、呼吸が苦しそうなどお子さまがよく訴えそうな症状はもちろん、お子さまの様子がいつもと違う、または原因は特定できないものの明らかに体調が悪そうという場合もご来院ください。なかでも小さなお子さまの場合、言葉で症状を訴えるのは難しいと思われます。そのため、些細なことでもかまいませんので、少しでも異常を感じられましたら、まずはご相談ください。
なお、初期診療の結果、高度医療機器での検査や治療が必要、あるいは入院加療を要すると判断した場合は、小児医療の充実した総合病院や専門の医療機関を紹介いたします。
小児科一般診療でよく見受けられるお子さまの症状(例)
- 発熱(生後4ヵ月未満は要注意)
- 鼻みず、鼻づまり
- せき、痰
- 喉の痛み
- ぜーぜーする
- ひきつけ(痙攣)
- お腹が痛い
- おう吐、下痢
- 便秘
- 発疹(ブツブツ)
- 肌のカサつき
- 機嫌が悪い
- 泣き方がいつもと違う
- 何となく元気が無い
- 顔色が悪い
- 食欲が無い など
お子さま特有の感染症やアレルギー疾患など
- 風邪症候群
- 突発性発疹
- インフルエンザ
- RSウイルス感染症
- マイコプラズマ感染症
- 溶連菌感染症
- ヘルパンギーナ
- 咽頭結膜熱(プール熱)
- 手足口病
- 水痘(水ぼうそう)
- 麻疹(はしか)
- 風疹
- 流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)
- りんご病(伝染性紅斑)
- 水いぼ(伝染性軟属腫)
- とびひ(伝染性膿痂疹)
- 咽頭炎/扁桃炎
- 急性中耳炎
- 気管支炎/肺炎
- 感染性胃腸炎
- 気管支ぜんそく
- 川崎病
- アトピー性皮膚炎
- 花粉症(アレルギー性鼻炎/結膜炎)
- 食物アレルギー
- おむつかぶれ
- あせも